りゅーかんの高専キャリア教育論

高専生の価値、高専生のキャリアについて議論するためのブログです。

高専キャリア教育ニュース(170602号)

先週のニュース記事を独断と偏見でまとめました。おすすめ度(5段階の)と勝手なコメントもつけているので、よろしければ情報収集にご活用ください。

 

就職活動

28年度大卒の就職率過去最高97.6国私大とも女子学生高く

resemom.jp

★★★☆☆

売り手市場化の影響で就職率が過去最高になりました。しかし、内訳をみると、高専だけが就職率100%!!高専の就職は日本一!!!

キャリア教育

【連載】キャリア教育を深める 第1回 未来はすでに始まっている

www.kyobun.co.jp

★★★★☆

高校でキャリア教育に取り組む鈴木映司先生の記事。『私たちは子供たちが活躍するであろう10年先、20年先をしっかり見据えて話しているだろうか。』という質問が素晴らしい。「今就職するため」という発想は、子供達のためなのか、企業のためなのか、判断が難しいですね。

 

就職活動

インターンが就職直結なら学生も企業もOKなのか

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170523/biz/00m/010/004000c

★★★★☆

「インターンと採用を繋げるのは良くない、インターンはあくまで就業体験の場だ。」という有識者の見解に対する記事。本質的には、経団連が「外資系とベンチャーの青田刈り」を防ぐために釘を刺しているという構図でしょう。個人的には、コンビニアルバイトと同じ感覚で企業で働く風土が出来た方が、若者のキャリア感醸成に繋がるのではと思います。根本的な問題は、「企業が今欲しい人材を集めるための就職活動」という、学生を無視した産業が存在していることかな、と僕は思っています。

 

就職活動

「複数内定」は当然、勝負は「内定後」にあり

toyokeizai.net

★★☆☆☆

「内定を複数もらった後で選択する学生が増えて困る。」というお話。売り手市場に移行すればこうなるのは自然の摂理なので、企業はより自らの提供価値を学生に伝えなければならない。当たり前の話なのですが、さも企業が苦しんでいるように語られるのはちょっと違和感を感じますね。

 

就職活動

2017年度就職活動に対する保護者の意識調査」を発表

prtimes.jp

★★★☆☆

就職活動に対して母親が強く関与しているというお話。子供が大切な岐路に立っているのだから、親心が働くのは当然ですよね。一方で、置かれた社会環境が変わっていることをご両親に伝えないと、「とりあえず安定志向で定年まで働いて欲しい」というバブル期の幻想に引きづられてしまうので注意が必要。

 

高専界隈の出来事

木更津高専に経産大臣賞 サイバー防御コンテスト

木更津高専に経産大臣賞 サイバー防御コンテスト : 京都新聞

★★★★★

セキュリティ人材育成のための情報危機管理コンテストで木更津高専のチームが経済大臣賞を受賞しました!高専生の技術力は全国クラス!!

 

就職活動

「無名なシェアトップ」企業にも就活せよ!

toyokeizai.net

★★★★★

「売り手市場の就活市場では大手企業に人気が偏っているが、本当にいい企業はそこだけではない」というお話。高専生が就職する技術系の企業では特に、中小企業の技が世界一であることも珍しくないし、小さな企業の方が熱心に対話してくれるのは間違いないと思います。周りに流されず、自分にとってのいい会社を見つけることが大切ですね。

 

高専界隈の出来事

高専初「サイバーレンジ」も、都立産技高専のセキュリティ人材育成が目指すもの

ascii.jp

★★★★★

都立産技高専が立ち上げた情報セキュリティ技術者育成プログラムのお話。高専らしい実践的で高度で、そして遊びの要素が入った素晴らしいプログラムですね。卒業生が「CYBERIUM」をハックするまでいくとさらに高専らしいと思います(ダメだよ)。