高専キャリア教育研究所

高専生の価値、高専生のキャリア、高専生のモノづくり、高専生のプロジェクトについて情報発信するブログです。

【イベントレポート】d.school for kosen 第一回全体会議(180610)

2018年6月10日(日)に、第一回となるd.school for kosenの全体会議を行いました。

4名の精鋭で高専の未来について語り合ったので、振り返りと情報共有を兼ねてレポートさせていただきます。

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イベント目的

高専専門のクラウドファンディング「Hello world project」を立ち上げて約半年。当社は、全国の学生と交流しながら高専生のプロジェクトを支援し、社会に高専生の価値をアピールすることに成功してきました。

昨年初めにブログに書いた通り、Hello world projectの背景には「d.school for kosen」という構想があり、その中で出来ることから始めたのがクラウドファンディングプロジェクトでした。

ryu-kan.hatenablog.com

Hello world projectにより一定の手応えを得た当社は、本格的にd.school for kosenというプラットフォームを立ち上げようと動き始めたのですが、まだまだ支援に関するフレームワークが整っておらず、現状はslackで交流する場としてのみ機能しています。そこで、参加者を巻き込んで「このプラットフォームをどのように運営すべきなのか?」「学生に対してどのような価値を提供すべきなのか?」を議論するためにオープンなイベントを開催したのが今回の目的となります。

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※会場となったオシャレ co-learning space 「みらい研」

 

イベント内容

イベント内容は、

  • りゅーかんから当社の事業展開と想いをシェア
  • 全員参加型で「高専生にどんな価値を提供すべきか?」をブレスト

の流れで進めました。

りゅーかんより講義

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※高専一家であることを自慢するりゅーかん

 

最初の30分程は、りゅーかんより

  • 高専キャリア教育として構想している事業範囲と活動実績
  • 高専及び高専生の特徴とキャリア選択における問題点の指摘
  • 21世紀のキャリアプランニングの考え方

などについてお話しさせていただきました。

詳細は省きますが、全体として、

  • 高専生のモノづくり力/課題解決力は社会の現場で認められている
  • それをもっと社会全体にPRすることが必要
  • 高専生の特性を理解して活かせるキャリア教育のフレームワークを提供したい

といった内容でした。

高専について議論 

その後、高専の良い部分と課題点について全員でブレスト的に洗い出しました。

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※高専について思い出しながら良し悪しを洗い出す参加メンバー

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※洗い出された内容を4象限でまとめようとトライ

 

全体として出た論点は

  • 良い:モノづくり力
  • 良い:モノづくりに必要な姿勢(好奇心、突き詰める力、合理性、など)
  • 良い:5年間好きなことに取り組める環境
  • 課題:他者や社会に対する関心が足りない(世間知らずでプライドが高い)
  • 課題:ビジネス/経営的な感覚が足りない
  • 課題:社会との繋がりが足りない

 

こんな感じでした。

いつも通りといえばいつも通りのアウトプットになりましたが、多世代のメンバーで議論することにより改めて高専の良し悪しを理解できました。

今後のアクションプラン仮説

今後、学生のために何をしたら良いかという議論の中では、

  • 一人一人が「何者で」「どんな状態が幸せなのか」をきちんと理解する
  • そのために取り組むアクションを可能な限り支援する
  • 自らのスキルやスタンスが社会でどう評価されるのかを伝える場を設ける

などの案が最終的に出てきました。

ビジネスとして取り組むのは難しいなと思った反面、こういったことを若いうちに経験することはキャリア教育として非常に重要だよね、という結論でした。

 

参加していただいた方々の知恵を借りながら、高専キャリア教育を磨き込むために引き続き頑張っていこうと思います。

 

参加者のみなさま、ありがとうございました!